この世界の片隅で、ネコ。EP:97『猫社員』

ある時、ネットを眺めていると

『野良猫の「お巡りさん」、任命式で脱走…居心地が悪かった?(読売新聞オンライン2019年9月20日)』

という微笑ましい見出しが躍った。

でもよく考えたら…仕事についている猫は多い。

今までいろんなお店で猫たちと会ってきたが、印象としてはお米屋さんと八百屋さんに"猫社員"がいた。もちろん担当は「ネズミ捕り」。それでも昨今は衛生状態の改善と共に猫も「商売あがったり」だろう。

次に意外に多かったのが「理容室」。別に髪を切る訳でもなく、ネズミが多いわけではなく…。

給料泥棒ではある。どうしてだろう、理容師さんは美を追求する仕事だから、猫に美を教わっているのだろうか。

それならば「コンサルタント」か。

そして多くの町に「猫カフェ」がある。どんな雇用形態(?)にせよ"癒し"を与えているのだから「セラピスト(実際にアニマル・セラピーという言葉があるし)」でありお客さんの愚痴や悩みを聞いているから「カウンセラー」であるかもしれない。

ああ、愚痴や悩みを聞いてもらうなら猫のいるバーに行くのも良い。バーテンダー・キャットは物静かで聞き上手だ。きっとあなたの隣に寄り添ってくれる。

そうそう。アメリカのクリントン政権時のホワイト・ハウスには

「ファースト・レディ」ならぬ「ファースト・キャット」

がいたそうだ。

仕事内容は…きっとトップシークレットだろう。

写真・文 横尾健太
Twitter 猫島警部 @nekojimakeibu

熊本市在住。1999年より細々と猫写真を撮り始めて今では太々と猫に浸かる。2016年熊本地震で被災、一時的に東京へ避難。その先で様々な人と猫に癒されお世話になる。「ネコまる大賞」「猫の手帖キャネット大賞」「よみうり写真大賞ファミリー部門季節賞」受賞。使用機材:通常はニコンのD800、旅先はペンタックスのKP、夏はニコンのnikon1 J5。でも機材にこだわりはありません。

プロとはそれで生活できる人だと思うので、アマです。なにもかも脇が甘い性格。写真におけるスタンスは皆無です。猫さまを見ると興奮して「あ、あ、あ」となり何も考えずにシャッター切ってます。「猫を使って金儲け」よりも「金を使って猫儲け」したいな。いろんな猫に出会いたいです。

-猫びより
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