第11回:幸せになったよ!保護猫ビフォーアフター「 2歳くらいだと思って保護したら、全部乳歯だと判明 」

猫びより秋号の企画「保護猫ビフォーアフター」にご応募いただいた皆さん、ありがとうございました!

本誌に掲載しきれなかった素敵なエピソードの数々をご紹介します。「出会った頃」と「現在」、2枚の写真からは、さまざまなドラマや家族の愛が垣間見えます。

 

●北海道 ぐったま

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2008年夏、隣町で保護されたシャムサビ柄の子猫は、小さいのにヨーダ顔で保護先の動物病院では「ヨダさん」と呼ばれていました。ちび猫ヨダさんがわが家に加わり、「はなび」になって1週間目の写真です。

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そして10年後、洗い込んだイカット布がずいぶんとやわらかく色あせたころ、同じソファの背でくつろぐはなびもどっしり大きくなりました。現在15歳、心配ごとも増えてくるお年頃ではあるけれど、まだまだ今を楽しんでいってほしいと願っています。

 

●京都府 @kurosukesara

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台風一過の晴天ではなく、雨が降りつづいていた日の夕刻、180gのさらちゃん(♀)を保護しました。近くで働く方によると、お昼頃からずっと鳴いていたそうです。保護した足で動物病院に連れていく途中、膝に置くと鳴いて、抱き上げると鳴き止むので、ずっと胸に抱いていました。低体温になっていて、獣医さんは8割は厳しい状況だと思っていたそうです。

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保護からもうすぐ7年が経ちます。獣医さんの心配は杞憂に終わり、元気にすくすく育ってくれました。遊ぶのが大好きで、人も大好き!なのに上手に甘えられなくて、ツンツンしてしまう……そんな姿から目が離せません。センシティブな子なので、取り扱い注意のシールがたくさん貼られた箱で記念撮影をしました(笑)。

 

●岡山県 cocoasalt

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すいか(1ヶ月♀)。台風が過ぎ去った次の日に、増水した水路にいたところを保護しました。初めて猫じゃらしで遊んでるところです。

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現在3歳、写真は1歳の時のものです。ネズミのおもちゃが大好きで、おもちゃをしまってる棚を開けてとかきかきアピールをする日々です。

 

●福島県 とらじ推し担

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とらじ(♂)。初めてバリバリボウルに乗せた時は粗相をしてしまい、しばらく出していなかったのですが、少し大きくなってから改めて出したらすぐ気に入って、ちんまりと寝ているところです。

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(3歳)。すっかり成長して、バリバリボウルもXLサイズがちょうどよくなり、踊っているようなポーズで寝ていることが多くなりました。ブラッシングも大好きで、ブラシを見せるとコテッと転がり、くねくねと身を捩らせて気持ち良い場所を擦ってもらおうとしてきます。

 

●静岡県 うなぎ

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ボブ(4ヶ月♂)。娘が働くペットショップを覗いていて、お客様が扉を開けた時に一緒に入って来ました。体重は4kgを超え、大きかったので2歳くらいだと思っていたら、病院で診てもらったところ歯が全部乳歯で生後4ヶ月くらいだということでした。

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(6歳)。ご自慢のキャットタワーでくつろいでいます。

 

●北海道 ぐったま

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ぐく(♂)。当時お気に入りの寝床だったソファでまるーくなって眠っているところ。

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(6歳)。現在のお気に入りの寝床、山積みの布団の上でどーんと眠っています。

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