猫にストレスを感じさせない薬の飲ませ方┃病気の早期発見のために

病院で薬を処方されたら、指示されたタイミングと量を守って投薬しよう。猫がストレスを感じる前に手早く済ませるのがコツです。

錠剤


鼻先を水で濡らせば鼻を舐めて同時に薬を飲みこんでくれる。


もう片方の手ですばやく舌の付け根に薬を落として口を閉じる。

片手で顔を上向きにし、親指と中指で両方のひげの後ろあたりを軽く挟んで口を開ける。

液剤


顔を上に向け、口の端からシリンジを差し込んで飲ませる。

目薬


片手で顔を固定したら、もう片方の手で目薬を持ち眼球に垂らす。目尻の方から差すと警戒されにくい。

病院で薬を処方されたら

病院で薬を処方されたら、指示されたタイミングで与えること。猫がストレスを感じる前に一瞬で済ませるのがポイントです。一度嫌な経験と認知してしまうと次回から察知して手こずることもしばしば。

また、猫によってはフードに混ぜれば一緒に食べてくれる場合や、シロップだと飲んでくれる場合など個体差があるので、事前に分かる場合は獣医師に相談するのがよいでしょう。家族がいる場合は、ひとりが体を固定しひとりが投薬するとスムーズです。

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監修:南部美香
文:高橋美樹 イラスト:おかやまたかとし

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