芳澤ルミ子のぶらにゃんこ 『香川県 小手島』

猫たちのお父さん「みんな仲良く食べようね」

〝うどん県〟にやって来たら、まずは讃岐うどんで腹ごしらえ。丸亀の港から船に乗って、「瀬戸の花嫁」を口ずさみながら目指すは「小手島(おてしま)」です♪ ここは瀬戸内海に浮かぶ島々・塩飽(しわく)諸島の中でもっとも小さい島で、ヒミツにしておきたくなる美しい猫島なんです。

温かく迎え入れてくれる島の皆さまにご挨拶をして廻ったら、さっそく猫との戯れタイム開始! 私の大好きな茶トラのオス猫も多く、華やかな光景が広がります。のびのび暮らす人懐っこい猫たちはカメラ大好きで、いろんなポーズを取ってくれます。

そして「お土産のおやつ、持ってきてるよね!?」と熱い期待の眼差し。エサやり禁止の猫島が多い中、この島では(猫のお世話をするお父さんやお母さんにお断りすれば)おやつコミュニケーションもOKです。これはもう楽しくてテンション上がる!

ゴハンまだかにゃ~……お父さ~ん!

島内を歩けばあちこちに、手作りのオブジェやペインティングアート作品を見つけることができて、小手島ならではの独特な風景が印象的。

また、島の人たちが少しずつ植えて広まり、名物となっている「源平桃」(一本の木に紅白の花が入り混じって咲く桃)が春になると咲き誇り、島中が白や紅に染まります。猫天国……桃源郷……日本にこんな素晴らしいユートピアがあったとは、感激です!

帰りの船の時間まで猫談義に花が咲く。子猫たちが元気に成長しますように

瀬戸内の海を渡る風が気持ちいい

みんなが特別扱いする美少女アイドル

豪華! にゃんたまω三兄弟

猫たちが全幅の信頼を寄せる優しいお母さん

漁師さんたちの朝ミーティングに猫も参加します

外猫ならではの汚れた手足もたまりません

JR丸亀駅から徒歩にて丸亀港へ。「備讃フェリー」で丸亀港~小手島港まで約45分(復路は1時間45分)

芳澤 ルミ子
カメラマン。1972年生まれ。独学で写真を学び猫撮影を中心に活躍。猫の自然な姿と個性を捉えた写真を得意とする。著書に『ネコの裏側』(辰巳出版)、『にゃんたま』『開運酒場』(自由国民社)。

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