玉野御嶽神社は慶応3年(1867)、御嶽信仰の厚い玉野村の人々によって山麓に創建され、明治15年に現在の場所に遷座された。東海自然歩道の登山口から15分ほど山を登ると社殿が見えてくる。石階段の前は園地になっており、天気がいい日は名古屋のビル群を望むことができる。しばらく景色を眺めていると、どこからか猫たちがやってきて出迎えてくれた。 「20年ほど前のある日、息子が学校の帰りに子猫を保護してきました。私は元々犬派だったのですが、貰い手が見つかるまで家に置いていると猫の魅力にどっぷりはまってしまい、クーちゃん ...