ネコは身近な動物で、ヒトの社会の中で暮らしています。そのため野生動物とは異なり周囲の環境も含め、ヒトがいてネコは生きていけると思うのです。ヒトとヒトの間に繋がるいのち。今を生きる友達として向き合いながら、街の中にネコのいる風景が時代は変わってもあり続けてほしいと願うばかりです。 写真・文・イラスト平井佑之介 ▲木陰で白い毛がとても目立っていた。1本の木がお気に入りのようだ。 ▲9年前の“さくら”。話しかけてくるような透き通った目をしている 日差しを燦々と浴びる気が1本生えている。根元で日向ぼっこをしている ...