猫びより秋号の企画「保護猫ビフォーアフター」にご応募いただいた皆さん、ありがとうございました!
本誌に掲載しきれなかった素敵なエピソードの数々をご紹介します。「出会った頃」と「現在」、2枚の写真からは、さまざまなドラマや家族の愛が垣間見えます。
●福岡県 まめたんママ
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出会って2ヶ月弱でまだ触れなかった、マンション下で密会中の1枚。当時3歳くらいの男の子で、まだ正式な名前はなく白黒さんと呼んでいました。少しヒョロっとしていました。
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現在7歳。夏の暑い日の日向ぼっこ中の1枚です。普段は私とくっついている時にしかヘソ天はしないのですが、珍しく披露してくれました。出会った頃はシャーシャーと警戒心も猫一倍でしたが、触れるようになってからは甘えん坊の一途をたどっています。猫白血病ウイルスと猫免疫不全ウイルスのWキャリアですが、体も心も健康第一を心掛け、保護してから3年半、元気に過ごしています。今では誰にも負けないモチモチフェイスで毎日癒してくれる大切な家族です。
●神奈川県 chiro
before
シロ(5歳♂)。元々、地域猫として暮らしていたシロ君。保護を考えていましたが、人間が苦手でなかなか実現し見つからず。もうダメかもしれないと諦めかけていた時に、我が家の玄関前に瀕死の状態で倒れていました。猫風邪をこじらせて、動けなくなっていたのか、最後の力を振り絞って助けを求めに来てくれました。
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after
(7歳)。家猫になって2年。まだ癇癪を起こして噛みついたり、鳴いて徘徊することもありますが、お家の暮らしにも慣れて、リラックスしてくれるようになりました。お気に入りの寝床が何ヶ所かあり、日替わりで気持ち良さそうに寝ている姿を見ると保護できて良かったと思います。
●ベトナム 寺内真実
before
大福(1週間♂)。道端で這いつくばっていたところを友人が保護、我が家へ。とても小さくて、目が開いたばかりで、頭も他の動物に襲われたのか怪我をしていて……とにかく元気になってほしいと必死に育てました。
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after
(7歳)。甘えん坊、食いしん坊に育ちました。よくソファでくつろいでいます。充電器やパソコンの上に乗っていることも多く、猫を充電中のように見えます(笑)。小さい頃から人間と暮らしていてひとりっ子なので、行動や反応が本当に猫?と思うことも多いです。枕や毛布を使って寝たり、話しかけると返事をしたり、家族がごはんの時間や寝る時間に合わせて行動したりします。
●静岡県 ひなこむぎん
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ひな(4ヶ月♀)。譲渡会で出会い、我が家に来てくれました。
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(8歳)。ふと横を見たらごろーんというか、どでーんと転がっていました。我が家に来た頃は少食でしたが、そんな心配はどこへやら。今では5.5kgの大きなにゃんこになってしまいました。動物病院の待合室でもでも大きな子だねと言われます。体は大きくても超ビビりの小心者です。
●神奈川県 hanakobo
before
ひとりで鳴いている子猫を保護し、動物病院へ連れていったところ、生後1ヶ月の男の子でした。そのまま我が家で引き取ることにして、家族で名前の案を出し合い「ナギ」に決まりました。
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after
それから1年後、我が家のヒエラルキーの頂点におります。
⭐︎次回もお楽しみに!
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