猫は一般的に7歳から「シニア期」に入ります。猫も人間と同様シニアになるとさまざまな不調が出てきますが、不調の原因や改善方法に悩む飼い主さんも多いのではないでしょうか。そんなシニア期に関するお悩みに、獣医師の先生が答えてくれました。
シニア期の悩みに答えてください!
Q.7歳になったので血液検査をしたところ、肝臓の値が悪くエコー検査を勧められました。かなりの病院嫌いのためものすごく暴れるのですが、麻酔をしてでもエコーをとるべきでしょうか?薬は断固拒否で、麻酔後の嘔吐が激しい猫です。長生きしてほしいので、アドバイスをお願いします。(千葉県くまママ)
A. 肝臓の数値が悪いのは心配ですね。しっかり検査をして、治療が必要か判断できるのが理想ですが、病院に行くこと、麻酔をかけること、内服すること全て難しいということで悩むところですね。
まずエコー検査についてですが、もし無麻酔でエコーが出来たら一番いいですよね。例えばお家でエリザベスカラーをして、洗濯ネットに入れて病院に連れて行くと検査ができる可能性もあります。また麻酔後に嘔吐するのは、ストレスからなのか、それとも麻酔薬の肝臓への影響なのか、どちらにしても心配な症状です。それでも麻酔をかけてエコー検査をするのか、あわせてかかりつけの先生とよくご相談ください。
エコー検査が難しいとなった場合、次に選択肢として出てくるのが内服薬やサプリメントを飲んで、定期的に血液検査をして数値を見ていくということになります。お薬を飲むのが難しいとのことですがベッツラボから出ているお薬を包むメディボールという投薬補助おやつは試されたでしょうか。ほかにもごはんとしてサプリメントが摂取できるメディムースや、おやつとしてあげられるおやつサプリでも肝臓サポートがラインナップされており、どちらも肝臓に良い健康成分が配合されています。こちらを使用しながら数値を見ていくのも一つの選択肢だと思いますので、かかりつけの先生とよくご相談されてください。長生きしてもらいたいですね。
Q.11 歳以上用のドライフードを食べたがらずにウェットフードばかり欲しがり、体重が減ってきてしまいました。どうすればいいので しょう? (愛知県5ニャンズ)
A. ごはんの後にお口を気にするなどの症状はありますでしょうか。歯周病などお口の中のトラブルでもドライフードを食べたがらないことがあるので、動物病院で一度お口の中のチェックや血液検査することをお勧めします。
ウェットフードを欲しがり、体重が減ってきてしまったとのことですが、内臓に問題がない場合は必要カロリーが摂れていないのかもしれません。ウェットフードでも効率的に必要カロリーが摂取できるものをあげてみてください。例えばベッツラボのメディダイエットシニアエナジーはシニア期に必要な健康成分はそのまま、カロリーが高く、咀嚼しなくても飲み込める固さのペーストタイプです。一度試してみてはいかがでしょうか。
MediDiet メディダイエット
猫用 シニアエナジー
内容量:95g 価格:270円(税込)
加齢により衰えてくる歯や消化器官に負担をかけずに美味しく必要な栄養素を摂取できます。
MediMousse メディムース
猫用 肝臓サポート
内容量:95g 価格:237円(税込)
水分含有量が多いムース状仕上げの機能性栄養補助食です。
おやつサプリ 猫用 肝臓サポート
内容量:30g 価格:726円(税込)
おやつとサプリメントをミックスし、健康に配慮した新しいタイプのおやつです。
MediBall メディボール
猫用 ササミ味
内容量:15個入り(約20g)
価格:726円(税込)
とてもやわらかく簡単にお薬を包み込むことができます。
ペット家族動物病院 西五反田店
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