1987年に開院した大阪市北区の「フレックス動物病院」が目指しているのは、地域のホームドクターとして、ペットと飼い主さんが無理なく通える病院だ。會田(あいだ)裕子院長、藤村菜苗獣医師、羽渕真由美獣医師の3人の獣医師は診察の際に、雑談も交えながらより詳しく飼い主さんの話を聞く。さまざまな話を通して、飼い主さん自身が気付かなかったこともあれば、多くの情報を共有することで、治療の幅が広がるからだ。 早期発見の可能性を高めるため、健康診断は7歳前後になった頃から勧めている。しかし高齢猫が体調不良で久しぶりに来院し ...