今のトイレで大丈夫? 愛猫にぴったりのトイレ&猫砂を探そう!
愛する我が子には、ずっと健康でいてほしい。それはどの飼い主さんにも共通する願いですが、猫は不調を我慢する傾向が強く、なかなか異変に気が付けないことも。毎日の営みであるトイレから健康状態を知り、快適なトイレ環境を整えてあげることで、愛猫の健康を支えましょう! 監修・稲垣絵里子 先生 酪農学園大学獣医学部卒業。日本獣医中医薬学院にて獣医中医師1級、獣医推拿整体師を取得。三ツ池動物病院勤務を経て今年6月に港北にっぱ動物病院を開院。 トイレの種類 ノーマルトイレ 平型のバケツのような形の最もシンプル ...
「人生100年時代」のペットとの向き合い方 三崎動物病院・五十嵐眞一先生に聞く
取材・文 西宮三代 写真 平山法行 動物病院の看板猫になった城ヶ島の「みーこ」 神奈川県の南東部、三浦半島の城ヶ島に「かねあ」という磯料理の店がある。 店の近くには地域の人に守られながら暮らす猫がいて、今回の主役は「みーこ」。いつも店のどこかにちょこんといて、磯料理を楽しむお客さんになでてもらったり、声をかけてもらったりしながら決して料理をねだることもなく、静かに癒しを振りまいていた。 昨年の終わり頃、しばらくぶりに「かねあ」を訪ねると、お目当ての「みーこ」は悪性リンパ腫※1を患い、三崎港近 ...
【パリ】猫ホテル、キャットシッター…私たちがバカンスを支えます!
日本人から見るとびっくりするほどに家族の関係性が強いフランス人は、「家族と過ごすバカンスこそが生きがい」と異口同音に話す。 でも、ちょっと待って。家族に猫やペットは含まれていないの? バカンスにペットを捨てる人が後を絶たないフランスは、「ペット遺棄先進大国」という不名誉な呼び方をされる。 またコロナ禍の厳しいロックダウン期間は、飼いやすいと思われた猫や、散歩が外出の口実になる犬を動物保護機関から引き取る人が増えた。 しかしバカンスが解禁になると反動のように、遺棄数はロックダウン期間の引き取り ...
【淡路島】猫と珈琲と本が味わえるブックカフェ またタビ日記 保護猫を訪ねて⑨
取材・原田佐登美 本好きのご夫婦が2020年に淡路島で始めたのが、約3,000冊の本の世界に浸れるブックカフェ「Book&Coffee coyomi(こよみ) 」。 オーナーの竹村夫妻が営むこのお店は、2年前に海の見える一軒家へ移転。夫の琢(たく)さんが本部門、妻の美亜さんがカフェ部門を担当し、お二人の朗らかで気さくな人柄に惹かれて来店するお客様も多いとか。 大型書店チェーンで店長を務めた経験を活かし「心から良いと思う作品を薦めたい」という琢さんセレクトの新刊本から古本 ...
猫との一人暮らし 緊急時を救ってくれた人やモノは?
神田洋佑(ようすけ)さんは大阪市北区の鴨料理専門店「AnaTra(アナトラ)」のオーナーシェフ。自宅には2匹の愛猫がいるが、「一人暮らしなので、帰省などで家を数日以上空けるときには、近所の友人に猫たちの世話を頼んでいます」。 合鍵を預けられるほど信頼する友人は猫を飼っていたことがあり、ゴハンの量など細かな引き継ぎでも困ったことはなかった。 だが昨年のGW前、神田さんはバイクの事故に遭ってしまう。右足の4箇所を複雑骨折する重傷で、即ICU(集中治療室)に運ばれた。兄が臨時休業の報 ...
【香港】週末は「ペットバス」に乗ってお出かけ!
香港でも「ペットは家族」という認識が当たり前になってきている昨今。 香港愛護動物協會(SPCA)の調査結果(2023年末)によると、香港の家庭で飼育されているペットは約160万匹で、そのうち犬約85万匹、猫約70万匹、ハムスターやウサギなどその他約5万匹といわれています。 その一方で、人も車も建物もひしめき合う香港では、野外でのんびりとペットと過ごすのは至難の業。公営の大規模な公園もあるのですが、ほとんどペットの入園は禁止。たまにペット(犬)エリアが設けられていても、ほんの申し訳程度で大型犬 ...
社長室はもはや「猫部屋」?保護猫を応援する会社
手作りのキャットウォークが張り巡らされた中に、タワー、猫ベッド、猫コタツ、多数のクッションや爪とぎ、給餌器、トイレなどが溢れかえる。 猫部屋と思いきや、じつは社長室なのだという。隣の事務室のあちこちにも、書類入れならぬ猫のためのベッドが置かれている。 「保護猫社員7匹と人間社員で構成された会社です」と小林純矢社長が胸を張るのは、長野県安曇野市にある精密部品加工の株式会社シーケイテック。 猫たちはみんな、会社の敷地内にやってきた野良猫や知人から譲り受けた保護猫ばかりだ。 ことの始まりは2019年10月。敷地 ...
猫にやさしい首輪屋さん Nonbillie
笑顔がチャーミングな亜希子さん。3匹の愛猫は試作品のテストも引き受けている 首輪に慣れていない子でも負担なく着けられる、かわいいデザインが魅力のオリジナル猫首輪ブランド「Nonbillie」(ノンビリー)。猫への思いやりあふれる店長の青木亜希子さんは、実はもともと猫が苦手だったという。だが、ある日手違いで保護した白黒ハチワレ猫ノンタン(現在3歳♂)との出会いが全てを変えた。 写真・芳澤ルミ子 Text by Sakurada Misato 犬好き青木家に猫がやってきた! 亜希子さんは小さい頃から途切れるこ ...
【動画つき】自動給餌器で、留守番中も2匹仲良くごはんタイム
信玄&謙信 はじめての自動給餌器 ご購入はこちらから 編集・美と暮らす信玄(3歳♂)と謙信(3歳♂)は食べ盛り。 ふたりとも好き嫌いはなく、出されたごはんはその場で全部食べきるタイプ。朝(9時前)/飼い主の帰宅直後(21時ごろ)/就寝前(23時前)の1日3食ですが、朝から帰宅まで何も食べない時間が長く、胃腸への負担が心配だそう。 「今は若いので吐き戻しなどはありませんが、これから年齢を重ねるとこの給餌スタイルは厳しくなってくると思います」と編集・美。 留守番中もごはんをあげられたらという思い ...
またタビ日記保護猫を訪ねて⑧「昭和の人情味溢れる銭湯の看板猫」
取材・原田佐登美 昭島市は東京都において唯一、地下水を水道水源としている自治体。多摩川の長年の作用により、水を通し貯める砂利層が厚く形成されているため、豊富な地下水が蓄えられている。その滑らかな深層水を昔ながらの薪で沸かしているのが、創業63年の昭和湯。5月にはショウブの葉、12月にはユズが浮かぶ湯が楽しめるサービスも。3代目店主の宮前修(おさむ)さんとともに、こまちゃん(4歳♀)が看板猫を務めている。 宮前さんに溺愛された先々代の看板猫クロちゃん(猫びより2016年3月号掲載)は、薪を焚く釜で暖を取って ...
元祖・猫島! 宮城県田代島の猫たちを訪ねて
宮城県田代島 Photo & Text by Yoshizawa Rumiko 今回は「ひょっこりひょうたん島」のモデルの一つと言われる小さな島、日本の「元祖・猫島」へ、5年振りのぶらり旅です。 島に向かうフェリーは猫目当ての観光客で満員御礼! その半分は海外からのお客さん。今や、世界から注目され、愛される猫島。連休ともなると1日500人が訪れ臨時便の船が出るほどなんだとか。 元来、漁業が盛んな島でしたが高齢化が進み、住民数は減少。現在、観光発展を支える存在となっている猫たちといえば……相変わらず ...
心は猫が癒やし、身体は先生が施術 連携プレーの「猫整体」
整体院は肩や腰などが痛くなったときに訪れるところ。だから基本的には「行きたい」と思う場所ではない。ところが長野県安曇野の「キュベレイ」は、痛みがなくても通いたくなる整体院だ。なんたって終身雇用の猫スタッフたちの「プレ施術」が見事なのである。 文・鈴木美紀 写真・芳澤ルミ子 北アルプスの山並みを望む、林の中の白亜の一軒家。1階が整体院「キュベレイ」だ。そのロケーションだけでも自然と深呼吸したくなり、心身のサビが洗われて軽くなっていく気がする。 チャイムを鳴らしてドアを開けると、猫脱走防止用の内ドア。「猫の予 ...
『とらのこ』発売記念! ホワイトタイガーの赤ちゃんツキ・シグレのインタビューを大公開
人気写真集『ほぼねこ』の第二弾『とらのこ』が発売! 伊豆アニマルキングダムで暮らすホワイトタイガーの赤ちゃんたちの魅力がたっぷり詰まった写真集『とらのこ』が本日5月9日に発売されました! 強くやさしい母トラ・シロップと、2018年、2020年、2024年に生まれた7頭の子トラたちを記録されています。 発売を記念して、『ネコまる』Vol.49(2024年11月21日発売)に掲載された、大人気の赤ちゃんきょうだい「ツキ」「シグレ」の記事を大公開! 担当飼育員さんが語る出産の様子やシロップの育児について、RIK ...
96歳のおばあちゃんの古民家暮らしを彩る若猫・ちぃちゃん
しまおばあちゃんは、御年96歳。 千葉県の農家に嫁いで70年以上、古民家での一人暮らしとなったが、同じ敷地内に暮らす孫のくみこさん一家のサポートを得て、お達者に過ごしている。しまさんの日々に笑顔と活気をもたらす最大のサポーターは、去年から一緒に暮らす三毛猫のちぃちゃん(1歳♀)だ。 文・写真 佐竹茉莉子 いつもそばに 「あったかだね~」 前庭の草の上で遊ぶちぃちゃんを眺めるしまおばあちゃんの口元はほころびっぱなしだ。青空に白い雲。縁側でひなたぼっこをするにはもってこいの日和だ。 この夏は暑すぎて、庭にある ...
まるで置き物? 梅が丘のギャラリーでお昼寝する猫のチマ君
取材・平野敦子 小田急線梅ヶ丘駅北口から徒歩数分で「ギャラリー来舎 梅猫庵」に到着。 こちらは主に猫をテーマとした企画展や個展を開催するギャラリーで、大の猫好きオーナーの中澤勢津子さんが「自分が好きな作品だけ扱っています」と胸を張る作品がズラリと並びます。 昨年9月末に閉じた高円寺来舎には、ギャラリー隣の店のマスターから平社員の「ヒラ」と名付けられた地域猫さんがいました。近所の方々にもかわいがられ、ギャラリーに来てはおとなしく過ごし、作家さんや来場されたお客様たちに撫でられていたそうですが、こちらには勢津 ...
ひとり三役をこなす運送会社の広報部長「ふく」
3本足で元気に階段を駆け上がり、会社にやってくる猫一匹。今やInstagramのフォロワー数は13万人を超え、CMにも登場するふく(12歳♀)です。そのエース級の働きぶりを取材しました。 文・写真 芳澤ルミ子 会社に福を招く猫 古都・金沢の郊外、石川県川北町に拠点に構える運送会社・日章。2024年秋、創業50周年を記念して2本のCMが発表されました。どちらも主役を務めたのは猫のふく。 会長以下、忙しく働く社員たちのデスクやコピー機の上にゴロンと居座って、応援(!?)する姿がSNSで人気となり、社内ばかりか ...
京都・妙心寺 壽聖院 石田三成一族ゆかりのお寺の「彼岸」~神様 仏様 お猫様 神社仏閣の猫
臨済宗大本山 妙心寺 壽聖院 京都府京都市 小森正孝(写真・文) 1600年、関ヶ原の戦いで徳川家康率いる東軍に、西軍の中心となって戦いを挑んだ武将・石田三成。 その一族の菩提寺・壽聖院(じゅしょういん)は京都市右京区にある。その寺は、妙心寺の広大な敷地にたたずむ46の塔頭(たっちゅう)寺院のひとつで、三成が父・正継の菩提寺として創建。 西軍が敗れて父子が亡くなり、寺院は解体されたが、後年、三成の長男・重家が出家して住職として再建し、現在に至る。その門を潜り、本堂へ向かうと住職の西田英哲さん夫妻と猫の彼岸 ...
第26回愛猫ちゅ~る物語「ちゅ〜るHigh」猫びよりプラス賞
Presented byいなばペットフード株式会社 「仲良くなるきっかけに」、「お薬を楽しく飲んでもらえるように」、「爪切りを頑張ったご褒美に♪」……など愛猫や顔なじみの猫と「CIAOちゅ~る」にまつわるエピソード&写真を毎号テーマを変えて大募集! お留守番中も欠かせない 飼い主の入院中、てんちゃんは機嫌が悪くなり、いつものカリカリをあまり食べてくれませんでした。そんな時、シッターさんがちゅ〜るを出すと、突然機嫌を直して飛んできたそうです。 (兵庫県 修) 募集内容 第27回「ちゅ~ ...