またたび日記 保護猫を訪ねて⑪「紅葉や自然遊歩道が美しい玉野御嶽神社」
取材・原田佐登美 日本3大廃線トンネルの一つに、愛知県と岐阜県にまたがる愛岐トンネル群がある。秋はわずか9 日間ほどの公開期間で、廃線跡には300本近くもの紅葉が自生しており、蒸気機関車が高度成長期を走り抜けたトンネル群は一見の価値あり。 明治を偲ぶ廃線跡の景色が見られる定光寺駅のほど近く、東海自然歩道沿いの山道を登ると、木曽御嶽山信仰の厚き村人によって明治時代に創建された玉野御嶽神社がある。 登る途中は少々山道だが、案内板に肉球の数が記されていて、目的地に近づくと5つの肉球が ...
【滋賀】車椅子で入れるバリアフリー銭湯の番台猫「福ちゃん」
「今日もみなさん、ごきげんさんで過ごせましたか?」。一日の疲れを癒やしに銭湯ののれんをくぐると、女将の米谷智也子さんがやわらかい笑顔で迎えてくれる滋賀県の大津湯。番台の隣にケージがあって、キレイな三毛猫がひかえている。大津湯の番台猫〝福ちゃん〟(4歳♀)だ。 「本当はやんちゃ娘なんやけど、怖がりなのでそっと声をかけてくださいね。毎日18時~19時が番台おつとめ時間です」と智也子さん。 残念、時間を外してしまった! というときでも大丈夫。福ちゃんファンの方ならば、と、智也子さんが奥から抱っこし ...
シニア猫が心地よく過ごせる、人にも猫にもやさしいお家
文・写真 Tomo. Instagram:@tomomerci_beaucoup04022018 私たち夫婦は「自然素材」「経年美化」を暮らしのテーマとし、家を建てる時も無垢の床、高千穂シラスの塗り壁、蜜蝋ワックス、ウッドロングエコの塗装など、人にも猫にもやさしい素材を選びました。 16年ともに過ごしているメルさん(♀)も、4年前に看取ったぴーちゃん(♀)も、本当に心地よさそうに過ごしてくれて、日々嬉しく感じています。 リビングにある薪ストーブは2匹のために取り入れましたが、結果的に人間にとっても、苦手な ...
【うち猫推しグッズを作ろう!】アイパー滝沢「完成まで、すべての時間が愛おしい」
こわもての出で立ちと極道ネタで知られるお笑い芸人・アイパー滝沢さんが、熱烈にハマっている愛情いっぱいの推し活・推しグッズづくりに迫る! 文・粟田佳織 写真・芳澤ルミ子 任侠編み物芸人が作る推しグッズ 「編み物検定5級」の腕を生かし、YouTube「アイパー編み物チャンネル。」では自作のグッズや編み方指南などを公開したり、ワークショップを開催したりとビギナー・熟練者を問わず、高い支持を集めるアイパーさん。 そしてその動画にちょいちょい登場する2匹の愛猫・マリくん(8歳♂)とハナちゃん(8歳♀) ...
【滋賀】保護猫がくつろぐ古民家カフェ「ニコノシッポ」
幼いときから猫好きで、小学生の頃、何度も捨て猫を拾っては家に連れて帰り、親に叱られていたという小川やすえさん。そのとき小川さんは思った。「私は絶対に、猫を幸せにする大人になろう!」。 その気持ちはずっと続き、保護猫問題に取り組み動物愛護の活動を個人で行ってきた。そして2022年、近くで古民家が売り出されているのを知り、一念発起して購入し、つくったのが保護猫のいるカフェ「ニコノシッポ」である。 滋賀県野洲市、「近江富士」の名で親しまれる三上山をのぞむ緑豊かな地に、ニコノシッポはある。築約60年 ...
誤飲誤食から猫を守る家
ティッシュからリモコン、電化製品のコードに至るまで、何も出ていないシンプルなお宅。ここまで徹底して片づけているのには理由がある。この家で暮らす2匹の猫、ピックル(4歳♂)とペーター(4歳♂)は、とにかく物を口にしては噛みちぎる猫なのだ。そのままではうっかり誤飲しかねない。「対策は常に人間と猫の知恵比べ」と語る飼い主の寺川さんに、2匹と暮らす上での工夫を伺った。 Instagram:@ppbros.58 写真・加藤タカミツ Text by Sakurada Misato 「面白い」と思ったら一 ...
またタビ日記 保護猫を訪ねて⑩「心願成就の猫神さんを祀る王子神社」
取材・原田佐登美 徳島県の猫にまつわる逸話で有名な場所に、飼い主お松に代わり恨みを果たしたお玉という猫を祀る阿南市の「お松大権現」がある。 俗にいう江戸時代の「阿波の猫騒動」で、阿波藩の長谷川奉行が猫の霊を祀り、そこから誰ともなく「願いを叶えてくれる猫神さん」と呼ぶようになった。 お松大権現と同一神とされる八万町の王子(おうじ)神社は、地元の人から「猫神さん」「おうじんさん」という呼び方で親しまれている。 徳島県文化の森総合公園から「猫神さん」の幟がある階段を上ると、公園を見下ろす景色が広が ...
神様・仏様・お猫様 神社仏閣の猫 第34回 大阪 「居原山 圓満寺」
浄土真宗本願寺派 居原山 圓満寺 大阪府大阪市 小森正孝(写真・文) 大阪万博で賑わっていた大阪市内にある圓満寺には、約500年の歴史がある。 その始まりは戦国時代、一大勢力として君臨するようになった本願寺と畿内の守護大名との戦いまで遡る。 天文元年(1532)、争いの中で京都の山科本願寺が焼失すると本願寺第十世證如(しょうにょ)上人は大坂石山本願寺(現大阪城の地)へ逃れた。そしてその北西側の要塁であった野田村に視察に訪れた際、後に畿内に君臨することとなる武将、細川晴元の一味が襲い掛かった。證如上人を救う ...
猫のウンチやおしっこからわかる病気のサイン
愛する我が子には、ずっと健康でいてほしい。それはどの飼い主さんにも共通する願いですが、猫は不調を我慢する傾向が強く、なかなか異変に気が付けないことも。毎日の営みであるトイレから健康状態を知り、快適なトイレ環境を整えてあげることで、愛猫の健康を支えましょう! 監修・稲垣絵里子 先生 酪農学園大学獣医学部卒業。日本獣医中医薬学院にて獣医中医師1級、獣医推拿整体師を取得。三ツ池動物病院勤務を経て今年6月に港北にっぱ動物病院を開院。 ほとんどの場合1日に1回以上は行うトイレ掃除。ウンチやおしっこの片付けをしながら ...
気を付けて! 猫が見せるトイレ中の要注意サイン
愛する我が子には、ずっと健康でいてほしい。それはどの飼い主さんにも共通する願いですが、猫は不調を我慢する傾向が強く、なかなか異変に気が付けないことも。毎日の営みであるトイレから健康状態を知り、快適なトイレ環境を整えてあげることで、愛猫の健康を支えましょう! 監修・稲垣絵里子 先生 酪農学園大学獣医学部卒業。日本獣医中医薬学院にて獣医中医師1級、獣医推拿整体師を取得。三ツ池動物病院勤務を経て今年6月に港北にっぱ動物病院を開院。 何度もトイレに行くのに排泄できていなかったり、排泄後に砂をかけない ...
今のトイレで大丈夫? 愛猫にぴったりのトイレ&猫砂を探そう!
愛する我が子には、ずっと健康でいてほしい。それはどの飼い主さんにも共通する願いですが、猫は不調を我慢する傾向が強く、なかなか異変に気が付けないことも。毎日の営みであるトイレから健康状態を知り、快適なトイレ環境を整えてあげることで、愛猫の健康を支えましょう! 監修・稲垣絵里子 先生 酪農学園大学獣医学部卒業。日本獣医中医薬学院にて獣医中医師1級、獣医推拿整体師を取得。三ツ池動物病院勤務を経て今年6月に港北にっぱ動物病院を開院。 トイレの種類 ノーマルトイレ 平型のバケツのような形の最もシンプル ...
「人生100年時代」のペットとの向き合い方 三崎動物病院・五十嵐眞一先生に聞く
取材・文 西宮三代 写真 平山法行 動物病院の看板猫になった城ヶ島の「みーこ」 神奈川県の南東部、三浦半島の城ヶ島に「かねあ」という磯料理の店がある。 店の近くには地域の人に守られながら暮らす猫がいて、今回の主役は「みーこ」。いつも店のどこかにちょこんといて、磯料理を楽しむお客さんになでてもらったり、声をかけてもらったりしながら決して料理をねだることもなく、静かに癒しを振りまいていた。 昨年の終わり頃、しばらくぶりに「かねあ」を訪ねると、お目当ての「みーこ」は悪性リンパ腫※1を患い、三崎港近 ...
【パリ】猫ホテル、キャットシッター…私たちがバカンスを支えます!
日本人から見るとびっくりするほどに家族の関係性が強いフランス人は、「家族と過ごすバカンスこそが生きがい」と異口同音に話す。 でも、ちょっと待って。家族に猫やペットは含まれていないの? バカンスにペットを捨てる人が後を絶たないフランスは、「ペット遺棄先進大国」という不名誉な呼び方をされる。 またコロナ禍の厳しいロックダウン期間は、飼いやすいと思われた猫や、散歩が外出の口実になる犬を動物保護機関から引き取る人が増えた。 しかしバカンスが解禁になると反動のように、遺棄数はロックダウン期間の引き取り ...
【淡路島】猫と珈琲と本が味わえるブックカフェ またタビ日記 保護猫を訪ねて⑨
取材・原田佐登美 本好きのご夫婦が2020年に淡路島で始めたのが、約3,000冊の本の世界に浸れるブックカフェ「Book&Coffee coyomi(こよみ) 」。 オーナーの竹村夫妻が営むこのお店は、2年前に海の見える一軒家へ移転。夫の琢(たく)さんが本部門、妻の美亜さんがカフェ部門を担当し、お二人の朗らかで気さくな人柄に惹かれて来店するお客様も多いとか。 大型書店チェーンで店長を務めた経験を活かし「心から良いと思う作品を薦めたい」という琢さんセレクトの新刊本から古本 ...
猫との一人暮らし 緊急時を救ってくれた人やモノは?
神田洋佑(ようすけ)さんは大阪市北区の鴨料理専門店「AnaTra(アナトラ)」のオーナーシェフ。自宅には2匹の愛猫がいるが、「一人暮らしなので、帰省などで家を数日以上空けるときには、近所の友人に猫たちの世話を頼んでいます」。 合鍵を預けられるほど信頼する友人は猫を飼っていたことがあり、ゴハンの量など細かな引き継ぎでも困ったことはなかった。 だが昨年のGW前、神田さんはバイクの事故に遭ってしまう。右足の4箇所を複雑骨折する重傷で、即ICU(集中治療室)に運ばれた。兄が臨時休業の報 ...
【香港】週末は「ペットバス」に乗ってお出かけ!
香港でも「ペットは家族」という認識が当たり前になってきている昨今。 香港愛護動物協會(SPCA)の調査結果(2023年末)によると、香港の家庭で飼育されているペットは約160万匹で、そのうち犬約85万匹、猫約70万匹、ハムスターやウサギなどその他約5万匹といわれています。 その一方で、人も車も建物もひしめき合う香港では、野外でのんびりとペットと過ごすのは至難の業。公営の大規模な公園もあるのですが、ほとんどペットの入園は禁止。たまにペット(犬)エリアが設けられていても、ほんの申し訳程度で大型犬 ...
社長室はもはや「猫部屋」?保護猫を応援する会社
手作りのキャットウォークが張り巡らされた中に、タワー、猫ベッド、猫コタツ、多数のクッションや爪とぎ、給餌器、トイレなどが溢れかえる。 猫部屋と思いきや、じつは社長室なのだという。隣の事務室のあちこちにも、書類入れならぬ猫のためのベッドが置かれている。 「保護猫社員7匹と人間社員で構成された会社です」と小林純矢社長が胸を張るのは、長野県安曇野市にある精密部品加工の株式会社シーケイテック。 猫たちはみんな、会社の敷地内にやってきた野良猫や知人から譲り受けた保護猫ばかりだ。 ことの始まりは2019年10月。敷地 ...
猫にやさしい首輪屋さん Nonbillie
笑顔がチャーミングな亜希子さん。3匹の愛猫は試作品のテストも引き受けている 首輪に慣れていない子でも負担なく着けられる、かわいいデザインが魅力のオリジナル猫首輪ブランド「Nonbillie」(ノンビリー)。猫への思いやりあふれる店長の青木亜希子さんは、実はもともと猫が苦手だったという。だが、ある日手違いで保護した白黒ハチワレ猫ノンタン(現在3歳♂)との出会いが全てを変えた。 写真・芳澤ルミ子 Text by Sakurada Misato 犬好き青木家に猫がやってきた! 亜希子さんは小さい頃から途切れるこ ...






















