先日、ネットに『古墳時代のネコの肉球跡か 土器ふんじゃった?破片に足跡(福井新聞ONLINE 2020/9/29)』という記事があった。
古墳時代に猫…記事の内容は割愛するが大変興味深い。
だが猫好きの着眼点は少し違う。ああ、そんな大昔にもあったんだ!
街を歩いていると、たまーにコンクリートに猫の足跡を見つけることがありませんか。
僕はあれが愛おしくてかわいくてたまらない。塗りたてのコンクリート、歩いちゃったんだね!
まるでハリウッドのウォーク・オブ・フェイムの様に見えて…。
ありがたすぎて見つけたら毎回写真に撮っている。(そして近くにはたいてい猫がいる)
また、同好の士はいるもので、とあるビルの入り口にはわざわざ足跡のモニュメントが埋め込まれていた。
または雨の日。猫と遊んでいて急に雨が降ってきたことがあった。
僕らは屋根がある場所で雨宿り。そしてしばらくして雨がやんで…。
まだ濡れているところと乾いているところ。猫がその乾いているところを歩いた時…。
濡れた肉球の足跡が!まるでその猫の生きている証の様に点々と続く足跡。
これも肉球マニアにはたまらないでしょう。
でもね、僕の記憶とカメラにはみんなの"足跡"はしっかり残ってるからね!
【横尾健太】Yokoo Kenta
Twitter 猫島警部 @nekojimakeibu
熊本市在住。1999年より細々と猫写真を撮り始めて今では太々と猫に浸かる。2016年熊本地震で被災、一時的に東京へ避難。その先で様々な人と猫に癒されお世話になる。「ネコまる大賞」「猫の手帖キャネット大賞」「よみうり写真大賞ファミリー部門季節賞」受賞。使用機材:通常はニコンのD800、旅先はペンタックスのKP、夏はニコンのnikon1 J5。でも機材にこだわりはありません。
プロとはそれで生活できる人だと思うので、アマです。なにもかも脇が甘い性格。写真におけるスタンスは皆無です。猫さまを見ると興奮して「あ、あ、あ」となり何も考えずにシャッター切ってます。「猫を使って金儲け」よりも「金を使って猫儲け」したいな。いろんな猫に出会いたいです。