臨床獣医師が開発！ メディボールができるまで

猫びより7月号で紹介した、お薬の時間が楽しみになる投薬補助おやつ「メディボール」。薬を包みやすい柔らかさや保存しやすいパッケージで飼い主の投薬のストレスが軽減するのはもちろん、高い嗜好性で猫の好みをばっちり押さえていました。グルメな猫も大満足の商品を開発することが可能だったのはなぜでしょうか。メディボールの開発に携わった臨床獣医師の秀嶋綾先生にお話しを伺いました。

Vet's Labo 秀嶋綾先生

ベッツラボは、動物病院で奮闘する私たち臨床獣医師が、診療という側面からだけでなく、ペットの健康をサポートしていきたいという想いから生まれたペットのヘルスケアブランドです。

この「臨床獣医師が携わっている」という点にベッツラボの大きな特徴があります。

動物病院では治療のために日々お薬を処方していますが、お薬ですから当然美味しいものではありませんので、スムーズに飲んでくれない子も多くいます。

そこで、ペットにとっても飼い主様にとっても、投薬がストレスにならないよう、むしろ楽しくお薬を飲んでもらいたい、そういう臨床現場の獣医師・看護師の思いから、投薬補助おやつの開発を始めました。

投薬補助おやつは喜んで食べてくれるおやつは喜んで食べてくれる味でないといけませんので、とにかく嗜好性にはこだわりました。

またお薬を包みやすく、分離しないような柔らかさにするために、数えきれないくらい試作を重ね、少しずつ理想の製品に近づけていきました。

粒の大きさやパッケージなども使いやすいサイズや数量を吟味し、今のメディボールにたどり着きました。また、お薬のサイズに合わせてちぎって丸めることができますので、薬だけ吐き出されることが少ないのも特長です。

読者のみなさまの中には、投薬に苦労している方もいらっしゃると思います。

病気を治すために必要だと分かっていても、お薬を嫌がる猫ちゃんに毎日投薬するのはつらいですよね。

メディボールを気に入ってくれれば、投薬の時間が楽しみなおやつの時間に変わります。ぜひ試してみてください。

【大募集！】愛猫のお悩みに獣医師がお答えします！

高齢になって食が細くなってしまった、歯磨きができず口腔ケアに不安がある、なかなか水を飲んでくれない……など、わざわざ病院に行くほどではないけれど、ちょっと獣医師に相談できると嬉しいかも、というお悩みをお知らせください。

ベッツラボにて商品化初に携わっている臨床獣医師が実際にお悩み解決のアドバイスをします。

採用されたお悩みは愛猫の写真とともに次号11月号に掲載されますので、みなさまどしどしお送りください！

◉応募方法
1.リンクより応募フォームにご回答ください。2.「お名前(必要であればペンネーム)、猫の名前、年齢、性別、獣医師に聞きたいこと」を愛猫のお写真を同封の上、下記住所までお送りください。

応募フォーム

◉送付
〒113-0033 東京都文京区本郷1丁目33番13号 春日町ビル5F 辰巳出版株式会社「猫びより」編集部 猫のお悩み相談係

◉締切
9月30日(必着)