教えて先生‼ 知りたい猫のホンネ「丸くなって寝過ぎているのは要注意⁉ 寒い時期に気を付けたい猫の病気

猫をこよなく愛する獣医師・杉田朋世先生が、多くの猫と触れ合ってきたからこそわかる、飼い主の知りたい「猫のホンネ」を教えてくれます。

文・杉田朋世

杉田朋世先生

ペット家族動物病院杉並宮前店の院長。ベッツラボ商品開発チームの一員であり、大の猫好き。愛猫のコブチ(14歳♂)と少々大佐(14歳♀)を溺愛している。

 

寒い冬、ぬくぬく寝ている猫の姿を見ると可愛らしいですが、実は寝てばかりいるのは病気のサインоr前触れかもしれません……! 今回は、寒い季節に特に多い「膀胱炎」と「関節炎」について、お話しします。

猫ちゃんで多い「特発性膀胱炎」は、はっきりとした原因は不明ですが、寒暖差等の環境の変化によるストレスも一因と言われています。猫の生活スペースを冷やさないよう注意するとともに、水分不足にも要注意です。冬は寒いからか飲水量が減りがちで、脱水等により腎臓にもダメージが蓄積されてしまいます。

愛猫のトイレに入る頻度に変化がないかなど、よく注意して見てあげましょう。また、尿道が詰まる疾患は格段にオスの方が多いので、オス猫さんは特に注意が必要です。

膀胱炎、および腎臓病の対策としてできることは水分をよく摂ることに尽きます! 水分摂取量が特に減りがちな冬は、ウェットフードを意識的に与えてみてもいいかもしれません。

そしてもう一つ、寒い時期に気を付けたいのが関節炎。寒くて活動量が減ると体がこわばってしまい、血のめぐりが悪くなりがちです。10歳以上の猫はほとんど関節炎を患っていると言ってもいいくらい、関節炎は身近な病気。加齢による活動量の減少に見えても、実は脚が痛くて動けていない、というケースもあります。もう年だから、と自然に任せるのではなく、グルコサミンやコンドロイチンなどの成分の入ったサポート食やサプリを与えてケアしてあげましょう。

膀胱炎や関節炎予防におすすめなのが、水分含有量の多いメディムース。ムース状仕上げの機能性栄養補助食で、シニアでも食べやすい柔らかさです。さまざまな種類があるので、「腎臓サポート」や「関節サポート」など、お悩みに合わせて選べるのが嬉しいポイント。冬に不足しがちな水分を無理なく摂ることができるメディムースで、寒い時期を健康に乗り切りましょう!

杉田先生のウチのコだより

私が帰宅した時のリアクションに性格の違いが出る2匹。コブチ(上)は階段を上がると鳴いて出迎えてくれますが、少々大佐は人のベッドの上に陣取って寝たままです……。


メディムース 腎臓サポート
DHAとEPAを配合し、腎細胞の保護に働きかけます
内容量:95g
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メディムース 関節サポート
関節の機能低下に配慮し、コンドロイチンやグルコサミン、プロテオグリカンを配合
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