カブキが白ニャン菩薩の前で凛々しい姿を見せてくれた 静岡県の静かな山間に「曹洞宗 渓月山長光寺」がある。 〝副住職〟の「きーさん」がここで 生活するようになって以来、猫のいる寺として檀家さんや参拝客から注目を集めるようになった。住職の柿沼忍昭さんにお話を伺う。 悟りを開いたきーさん、読経の合間の大あくび 「東日本大震災の後、東京の子どもたちが福島の子どもたちを招き、境内で数日間に渡りキャンプをしました。その時、当時の外猫たちのなかでも人懐こいきーさんに、子どもたちが隠れてゴハンをあげていたのです。それ以来 ...