ネコは身近な動物で、ヒトの社会の中で暮らしています。そのため野生動物とは異なり周囲の環境も含め、ヒトがいてネコは生きていけると思うのです。ヒトとヒトの間に繋がるいのち。今を生きる友達として向き合いながら、街の中にネコのいる風景が時代は変わってもあり続けてほしいと願うばかりです。 写真・文・イラスト平井佑之介 ▲出逢った頃はまだ“まつ”は生後半年ほどで好奇心旺盛 街を歩くとネコに出逢う。よく通る道にクロネコが1匹。ヒトやイヌが横を通ると端に避けてじっと見つめている。何度も会ううちに顔見知りのようになり気にか ...