岩合光昭写真集『スタンド・バイ・ニャー』ヒトに寄り添い生きるネコたちが主役

日本を代表する動物写真家・岩合光昭さんの最新写真集『スタンド・バイ・ニャー』。この本の主役は、岩合さんが世界34ヶ国で撮影した、ヒトに寄り添い、ヒトとともに生きるネコたちです。

岩合さんはしばしば「ネコはヒトと寄り添うことで生きることができる」と言っています。それを裏付けるかのように、信頼するヒトのそばにいるネコたちは自然体で写真におさまっています。そして、愛するネコたちのそばにいるヒトは、とても穏やかで幸せそうです。

また、砂漠、湖、海岸、大都市など、5つの大陸を股にかけて撮影された多様な風景も本書の魅力。読後感は世界一周旅行さながらです。印象に残るのは、どの国にも等しく存在する、ネコとヒトが共生する日常です。岩合さんは、その尊さと美しさを見事に捉えていて、現在の大変な状況の中で見ると、いっそうその大切さを痛感しま
す。

【撮影国】
タンザニア、モロッコ、マルタ共和国、キプロス、アラブ首長国連邦、オーストラリア、フィジー、クロアチア、イギリス、アイルランド、アイスランド、スペイン、イタリア、フランス、スイス、ルーマニア、モルドバ、ノルウェー、スリランカ、タイ、カンボジア、ベトナム、マレーシア、インドネシア、ブータン、中国、シンガ
ポール、アメリカ、カナダ、ペルー、チリ、ウルグアイ、ブラジル、キューバ(全34ヶ国)


トトラという植物で編んだ浮島に暮らす遊び盛りのオス猫(ペルー・ティティカ湖)


亡くなった先代猫をこよなく愛し、その足跡をタトゥーにした少女。写真は現在の愛猫(ノルウェー・アルタ郊外)


田んぼが広がる村でいっしょに暮らす猫と少女(ブータン・イビサ村)


砂漠に暮らす日本出身の女性。猫たちに愛されている(アラブ首長国連邦・ルブアルハリ砂漠)


イオスカという1歳のオス猫とタバコ屋で働くロシアから来たご主人(イタリア・チンクエテッレ)


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-猫びより