ネコは身近な動物で、ヒトの社会の中で暮らしています。そのため野生動物とは異なり周囲の環境も含め、ヒトがいてネコは生きていけると思うのです。ヒトとヒトの間に繋がるいのち。今を生きる友達として向き合いながら、街の中にネコのいる風景が時代は変わってもあり続けてほしいと願うばかりです。 写真・文・イラスト平井佑之介 とある島を訪れた。島に渡航する1便の船は乗客や郵便物のほか、朝刊を乗せて運ぶので朝がとっても早い。 上陸すると、ここちよい潮風に吹かれながらネコが散り散りになって寝そべっている。白黒のぶちネコと仲良く ...