山門に向かうと、ネコビエ像が見えてきた。さらに行くと、驚く数の猫の彫刻が出迎えてくれた。雲林寺開教の年は定かでないが、創建した和尚の没後約400年になる。萩と猫には古くから縁があり、毛利家文書の中にもご法度として猫について書かれたものがあるらしい。また、城下町には「猫ノ丁」と呼ばれる界隈があり、毛利輝元の家臣長井元房と猫にまつわる伝説が残されている。 住職の角田慈成さんにお話を伺う。ネコビエ像は山口市在住のチェーンソーアート作家・林隆雄さんから寄贈された。ネコビエ像の写真を待ち受け画面にしてお守り代わりに ...